牡蠣と食中毒

牡蠣と食中毒

牡蠣に当たる、ということを耳にしたことがある人は多いでしょう。牡蠣の食べ方として最も美味しいと言われるのは生牡蠣ですが、生食用でない牡蠣を使ってしまうとこの食あたりが多くなるので、生で食べる際には生食用と表示されているものを使うべきです。

 

牡蠣にあたると酷いことになるといわれるほど、食あたりの症状も強く、また数日間続くので注意する必要があります。

 

牡蠣の食中毒を生じさせるのは、主にノロウイルスです。ノロウイルスに牡蠣が汚染されていると、それを食した場合、小腸で増殖して1日前後で、腹痛・嘔吐・下痢・発熱といった症状が出てきます。3日程度で回復するものですが、体力的には相当削られてしまいますから、特に高齢者や小さな子供の場合は注意が必要です。

 

鮮度はウイルス性食中毒においては主な原因にはなりません。問題は、牡蠣にノロウイルスが蓄積されているかどうかがより重要で、ノロウイルスは牡蠣の中では増殖せずに中腸線に蓄積されているのです。それが人間の体内に入ったときに増殖するので問題が生じます。

 

生食可能とされている牡蠣は、塩分濃度や雑菌や大腸菌などの審査をクリアした環境で作られているものだけが選ばれているのです。

 

一度ウイルスによって症状が起こると、ウイルスが体内にいる限り、症状は改善されることはありません。楽にしようとして薬を飲むと、かえって体内にウイルスが残ってしまって長期化することがあるので飲まないようにしてください。水分が不足しがちですから、スポーツドリンクなどで水分補給を意識的に行って、健康状態を保つようにしましょう。

 

牡蠣の食中毒を予防する方法は、現段階ではないようですので、加熱調理を基本として、安全性の高い環境でのみ生牡蠣は食べるようにするのが良いでしょう。

 

牡蠣エキスのサプリメントが重宝されるのは、こういった食中毒の危険がないということもあるのです。